夏の出来事 その2

賑やかといえば、夏休みに入ったばかりの7月25日には、地元の見附まつりの樽はやしに参加しました。
お祭りの参加は、江部次長が利用者の皆さんと一緒に見附まつりを楽しみたいとの2年越しの思いから、たくさんの力強い協力を得て実現しました。

参加者は当初の予想に反して40名を超えてしまい、後から樽の貸し出しを追加するうれしい誤算もありました。

樽はやしは見附まつり一番のメインの出し物。お囃子のリズムに乗って樽を叩きますが、曲目は、スタンダード曲2曲とオリジナル曲2曲の4曲。最初のうちは、勝手勝手に樽を叩いているだけで、どれがスタンダード曲かオリジナル曲か区別がつきません。どちらかといえば、騒音に近いものがありました。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
お囃子の指導は、前田、宮﨑両新人指導員。与えられた期間は2週間です。曲目に合った叩き方や振り付けを、連日優しく、時に、厳しく指導してくれました。オリジナル曲は、ちびまるこちゃんのテーマ。みんな大好きで覚えも早いようです。地元で樽はやしの参加経験もある学園の田崎さんは、先頭に立ってみんなのお手本です。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
不思議なものです。あれほど揃わなかったリズムが、日増しにしっかりとしたリズムになって、ひとつのチームのリズムになってきました。早々にリズムを覚えて上手に叩く方もいれば、全くリズムと関係なく叩く方もいます。同じテンポで叩き続ける方もいます。時々気がついたように叩く方もいます。でも、それぞれの叩く音が重なって、その音が共鳴し、交響し合って、ひとつのリズムになってきました。みんなの楽しさの思いが重なったんだと思いました。

私はと云えば、次々とリズムに合わせて樽を叩く利用者さんを横目で見ては、ワンテンポ遅れて樽を叩くリズム感の悪い私を含めた数名の職員とようやく最終日に及第点をもらいました。
いよいよお祭り前日です。私が担当する、ちびまる子ちゃんファミリーの看板も出来上がりました。仮装する職員の衣装の試着も終わり、本番を迎えるまでになりました。

 

✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
お祭り当日もぐんぐんと気温が上昇します。今日も1日暑い日になりそうです。夕方6時に「まちなかまごころ」集合。いつも「まちなかまごころ」の創作活動やお茶の間サロンに顔を出す仲間たちも駆けつけてくれました。お揃いの法被に着替え、いよいよ出発です。市街地を抜けて会場のメインストリート迄が最後の練習です。職員が思い思いに仮装した「ちびまる子ちゃんファミリー」をお互いに見合っては笑っています。圧巻は、岡主査扮するデカまる子ちゃんです。握手を求めた子供が怖がって逃げていく始末で、先行き心配です。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
見附市役所チームに参加されていた久住市長にそれぞれが表敬の握手を済ませ、「えいっ、えいっ、おぉっー」の掛け声とともにスタートです。会場の沿道にはたくさんの観客で埋め尽くされ、お祭りの熱気がぐんぐん伝わってきます。最初は気恥ずかしさと会場の熱気に押されて大人しいスタートでしたが、徐々に周りの声援に元気づけられてお祭りモードになってきました。樽を叩くバチにも力が入ります。仮装のちびまる子ちゃんファミリーも観客の笑いを誘います。
山車の上では、いつも以上に凛々しい井口主任の太鼓が鳴り響き、樽はやしも最高潮です。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
途中休憩で少し疲れた頃、柳原前園長が激励に駆けつけてくださり、みんなの元気もリセットです。沿道からも家族の拍手が頑張りの背中を押します。「さぁー、頑張るぞー」とだれかれとなく声をかけます。

開始してから1時間30分、走行距離1.5キロ。暑い暑い1日がようやく終わりました。どの顔も汗びっしょり。沿道の明かりに照らされてきらきら光っています。誰もがやり終えた達成感と満足感でにこにこ顔です。
「さぁっ まちなかまごころに戻ってご苦労さん会だよ。」

「スイカあるの」「コーラは」「おにぎりは」ともうお腹モードに切り替えです。

 

✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
まちなかまごころでは、前日からキュウリ50本を漬けて、みんなのおなかの元気を支えた小林係長がすっかりご苦労さん会を整えて待っていてくれました。にこにこ顔でスイカやおにぎりやキュウリを頬張るみんなへ、今日は本当にご苦労様でした。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
たくさんの方の力に支えられて、楽しくお祭りに参加することができました。たくさんの笑顔をもらうことができました。

最後まで粘り強くチームを牽引した江部次長始め、様々な準備に頑張ってくれた職員の皆さん。ありがとうございました。

最後まで沿道から声援を送っていただいた家族の皆さん、ありがとうございました。

陰の力になって、ちびまる子ファミリーの衣装を連日夜遅くまで作製していただいた江部次長の奥様、ありがとうございました。

最後に、ちびまる子ちゃんファミリーとまちなかまごころ樽はやしチームの皆さん、ご苦労さま、そして、ありがとうございました。
平成22年8月31日   園 長  金 安 良 則

2010.09.02